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カミツレ収獲

カミツレ1
カミツレ2
一足早くカミツレを収穫しました。
地際から10cmで刈り取り、ハウス内で乾燥させます。
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シマカンギク(キクカ)の成長 5月~7月

図1
八雲牧場と八雲産業のシマカンギクの成長の違いです。
町内は同じとはいえ、八雲産業のある市街地と八雲牧場のある山のふもとでは雪融けも降雪時期も2週間は異なります。
八雲牧場のほうが5~7月は大きな差はありませんが10月以降は気温にも大きな差が出てくると思われます。
現状生育には大きな差はありませんが今後の様子が楽しみです。

八雲産業圃場における対照試験

前記したように本研究を実施するのにあたり化学肥料等を使用した慣行栽培区を八雲町にある八雲産業に設置しました。
八雲産業は苗木等の育苗などを行っておられ、更に薬用植物栽培も2年目の経験を持っています。

対照試験はシマカンギクで行い八雲牧場、八雲産業圃場にそれぞれ162株の苗を定植させ、うち10株ずつを基準植物として測定対象の株を設置しました。

B1~10 八雲牧場基準植物
S1~10 八雲産業基準植物


八雲産業
八雲産業基準植物

基準植物
八雲牧場基準植物

028_20160313085421877.jpg
八雲産業試験圃場

ニホンハッカ
ニホンハッカは地下茎で伸びるので徐々に増加している気がします。
センキュウ
センキュウは根茎を包丁で分割し移植したのですが、うまく定着したようで旺盛に育っています。
シマカンギク
牛に蹴散らかされたにもかかわらず、何とか復活できました。
シソ
シソ、ケイガイ、メハジキは間引きされ1~2株を残しました。
カミツレ
カミツレは一か月程度でとても成長しました。もう少し成長し種子をつけたら刈取りし種子の採取を行います。

2014年6月 牛脱牧、薬草畑被害

6月30日朝現場より電話連絡。行ってみると40頭の群れが大脱走。薬草畑が大惨事となっていました。
シマカンギクは採食しないものの抜き捨てという最悪ないたずらをしてくれました。センキュウは匂いがきついからか見向きもせず。マルチシートはボロボロです。

修復に丸一日要しました。
修復後➀
2014063002.jpg
2014063001.jpg
2014063003.jpg

カミツレ(カモミール)定植

カミツレ10株定植
薬学部小林先生のご紹介で長野県で有機栽培を行っているカミツレ研究所のカミツレ幼苗を10株頂きました。

薬草定植 2014年5月

5月に薬学部福田先生に来場いただきご指導を仰ぎ、シマカンギク、ニホンハッカ、チョウセンゴミシを定植し、センキュウを試験圃場から移植、シソ、メハジキ、ケイガイをマルチ栽培で播種しました。

シマカンギクは牧場における有機栽培と慣行栽培の比較を行うため、町内八雲産業に依頼し対照区を設けた試験栽培を行いました。測定項目は草丈、葉の枚数などの測定を行い、収穫作業時にはつぼみの数、収穫量の計測も行いました。

マルチかけ
播種用穴あけ
播種
B1

薬草栽培に向けて準備開始2014年3月

八雲牧場は肉牛の飼養・管理は得意分野ですが、畑作それも薬草となると何も知識を持ち合わせておりません。
そのため薬草の専門家でもある薬学部の先生に教えてもらった通り、機材等を準備しました。

まずは3月雪融けとともに育苗兼乾燥庫として利用する農業用ビニルハウスの建築を行いました。基礎作り
アーチ組立
骨組み完成
完成

2014年5月薬草栽培開始

北里大学は医療系の学部を有した大学であり、現在農医連携と称し「食と健康」、「動物介在医療」、「東洋医学の普及」をテーマに農と医療の連携した事業が盛んに行われています。その中で文部科学省「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」 拠点公募において、COI-T(トライアル)拠点として採択され東洋医学総合研究所を中心に薬学部、薬用植物園および八雲牧場が協力し、生薬国内生産拠点の整備と無農薬、減農薬で栽培可能な高品質生薬の開発安全を目的とし有機的管理を行う八雲牧場の草地の一部を利用して試験栽培に取り組んでいます。相模原から郵送されてきたシマカンギク苗
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